OpenAI が東南アジアの配車・配達大手 Grab と組み、運転手や店主ら 3 万人に AI の使い方を対面で教える。
OpenAI と、東南アジアで配車や料理宅配を手がける Grab が、研修プログラム「GO Forward with AI」を始めた。Grab の運転手、配達員、加盟店のパートナー計 3 万人が対象で、今後 2 年間、半日の対面ワークショップを開く。教材は OpenAI Academy のものを基にし、ChatGPT Work で売上データをグラフにしたり、事業計画を作ったりする練習をする。シンガポールから始め、年内にタイ・インドネシア・フィリピン、2027 年にマレーシアとベトナムへ広げる。
AI の研修は、会社員や開発者向けのオンライン講座が中心になりがちだ。今回の対象は、スマホ一つで働く個人事業主に近い人たちで、しかも対面で教える。OpenAI は同じ週、Academy 開設から 2 年で 400 万人超が教材に触れたと公表し、提携先の職員を講師に育てる試みも始めた。自社ですべて教えるのではなく、Grab のような相手の現場を通じて広げる方向が見える。
研修を受けた加盟店の売上や作業時間に変化が出たか、Grab か OpenAI が数字で示すかどうか。3 万人という枠が 6 か国で実際に埋まるかも分かれ目になる。