エージェントを「賢くする」競争から、動かす環境を「囲い、監視する」基盤づくりへ重心が移った。
9/27〜28 の 2 日間で、NVIDIA が Open Agent Safety Platform と OpenShell によるランタイム制御を、Docker がローカルとクラウド間を移動できるエージェント用サンドボックスを、Microsoft が Microsoft 365 と同一テナント内でコードを実行する Copilot Managed Runtime(プレビュー)をそれぞれ公開した。あわせて H Company の Holo4 も汎用の画面操作エージェントとして登場している。
サンドボックス、常時監視、管理者による集中管理という 3 種の統制手段が、異なる陣営から同時期に出た点が読みどころだ。エージェントが実業務に触れ始め、性能より「安全に走らせられるか」が採用の条件になりつつあることを示す。ただし今回は発表・プレビュー段階が中心で、実運用での定着は確認できていない。
各基盤が GA に進むか、そして相互運用できるか。Holo4 のような操作系エージェントが、これらの統制層の上で実際に動く事例が出るかも確認したい。